お店をあちこち周っているとたまにオススメのお店情報を頂くこともある訳で。
曰く「たまに行きたくなるお店」とか、実際に行くまではなんのことやら・・・。
けやき通りを散策ついでに「ひいらぎ」まで足を伸ばす。
お店に入る前に見つけた昭和を感じるメニュー表。
値段に一瞬たじろぐ。
ラーメン食べられるがな・・・。
ともかく中へ。
15:00を過ぎた時間、10席ほどのカウンター席はほぼ満席。
テーブル席に空席があったものの、カウンターを案内される。
ワイワイガヤガヤではなく、ヒソヒソ空間。
落ち着いた照明の店内で目に付くのはカップやグラスの数。
250余りの中から自分の好みのカップを選べる。
国内は九州、海外は有名どころメーカー、窯元のカップがズラリ。
メニューにある紅茶も同様にカップを選べます。
冷珈琲の場合は、バカラ。
「目に入るものどれでも選べますよ」
うーん、素敵。
非日常的な感覚です。
似たようなことを考えたことはあったけれど、ここまでとは・・・。
魅せる、という意味では下関の珈琲屋さんも面白かったけれど。
お店を一文字で表現するなら「極」かな。
開店当初から流れ続けるバロック。
味だけでなく、見せるこだわり。
ご主人の動きを見ているだけで楽しめる。
見ているうちにラーメン一杯より、ひいらぎの珈琲一杯を味わいたくなる。
そんな魅力をもった大人の喫茶店。
スタンダードだけど、奥が深い。
珈琲ってどこが「旨い」んだろう。
なんてことを、ひいらぎのカウンターでモヤモヤしとりました。
苦いだけ、なんだけどなぁ・・・香りと苦味で気が安らぐからなんだろうか。
多分旨み成分なんてないだろうし。
ご主人とのお話も興味深い。
京都から福岡に移られたご主人。
神戸の茜屋珈琲店、心斎橋の船越珈琲店にルーツを持たれるお店らしく、福岡で34年間変わらぬスタイルで続けられているのだとか。
便利なもので帰宅後ネットで調べてみるとオーナーさんの話に納得することしきり。
びりけんさんが鎮座されてる理由も。
やっぱりたまに行きたくなる珈琲屋さん。
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ひいらぎ珈琲店 ( 六本松 / 喫茶店 )
★★★★☆4.0
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